部門活動報告 看護部 オムツ検討委員会が現在力を入れている活動~オムツの手技チェック~

高橋 容子

オムツ検討委員会では色々な活動をしていますが、委員会発足以来掲げているものの達成できずにいる目標があります。

それは‟正しくオムツをあてる“です。

オムツを正しくあてると・・・患者さんにとってはスキントラブルの防止・不快感の減少、職員にとっては漏れが減り不必要な業務の減少・コストダウンなど双方に利点があります。

日々のラウンドや委員の働きかけにより、以前よりは良くなっているもののいまだに達成できずにいます。

当院では、オムツの正しい基本的なあて方を統一し、委員を中心に指導してきましたが、職員の間に差がでてきてしまったり、忙しい時にはきちんとあてられなくても仕方ないと思ってしまう職員がいる現状もあります。

そこで、職員の正しい基本的なあて方の認識の把握と再確認の目的で、看護部の職員を対象にオムツのあて方チェックを実施することにしました。

チェック項目にはオムツの準備からプライバシー、声かけも含め患者さんに負担なく、かつ使用しているオムツの特性を活用できているかなどの18項目を取り入れました。

チェックは評価の基準を統一するため決まった看護師・介護士2名で全員の確認を行います。

今回はどれだけ1つ1つの項目を理解しているかの確認のため、項目は事前に公表しチェックは抜き打ちという方法をとりました。

現在は介護士がほぼ終わり、今後は看護部長を皮切りに看護師のチェックを行う予定です。

看護部全員が正しい手技を身に付け、今年度中の目標達成を目指し取り組んでいます。

看護部全職員で取り組むオムツ手技チェック
看護部全職員で取り組むオムツ手技チェック 

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