院長より新年の挨拶

新年あけましておめでとうございます。
2020年の幕開け皆様どのようにお迎えでしょうか? 
新しい年が皆様にとって良い年になるよう祈念いたします。
さて、2019年の年間出生数は86万人まで減少し、
これまで予測されていたよりずいぶん早いペースで人口減少が進みそうです。
2040年における生産人口は6000万人を割る(全人口の54%)と言われます。
そうなると現在の社会システムそのものが通用しなくなるといいます。
その時点でどの程度の医療・福祉が提供可能なのか、またこれからの高齢者を
支えられるのか未知であり不安ばかりです。
しかもこれから迎える5年以内の変化でさえ、まだ霧の中です。
しかし「想定外」は済まされない状況であり、良くない事態も想定し、
被害を最小限におさえるよう常に変化していく必要があります。
昨年は災害が多く、特に台風被害では職員一丸となって対応にあたり、
さらに多くの支えてくださった皆様のご支援のおかげで
患者さんたちは無事に過ごすことができました。
そのような中でもしっかり病棟再編をすすめることができました。
特殊疾患(神経難病)・介護医療院を開設し、地域の皆様の幅広いニーズに対応できる体制になっています。
今後も地域の皆様が安心して暮らせるよう慢性期医療・看護・介護の提供を発展・継続してまいります。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

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