8月 新入職員との食事会を開催しました

総泉病院では、入職したばかりのスタッフが、先輩職員や所属長、事務長、院長たちといっしょにテーブルを囲んでランチをとる「食事会」が恒例行事となっています。

通常は、入職後およそ1ヶ月で開催していますが、今回は諸事情により3ヶ月以上経ってからの実現。この日のゲストである新入職4名は全員が看護部所属で、すっかり職場に馴染んでからの参加となりました。
メインメニューはすきやき。「正真正銘の牛肉だよ」と事務長が太鼓判を押す豪華弁当に、一同、舌鼓を打つことしばし…。

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場が和んでからは、現場でのさまざまな“初体験”談に花が咲きました。
4名のうち3名は看護職。既に遅番・夜勤デビューも済んでいて;

「周りのスタッフは、何度同じことを尋ねにいっても嫌な顔をせずに優しく教えてくれます」

「家族との関わりが前の職場(急性期)よりも濃厚なので、どこからどこまで関わればいいのか見極めが難しい」

「夜勤は不安だったが、管理当直が必ず毎日いるので相談しながらできる」

「子育て世代が多い職場と感じた。自分も子育て時期を経てきたから、今はお返しをする時期だと思っています」

残る1名は外来のメッセンジャーとして入職。実は当院の元職員でもあります。総泉病院を職場として二度も選んでくれたことに感激した看護部長からの最初の問いは「戻ってきて気づいたことは何かある?」

「以前よりディスポ化が進んでいて、やりやすく変わっていました。つい先日、周りのスタッフにどうしていつもニコニコしているの?と聞かれましたが、本当に毎日楽しくやっています」

ひとりひとりのスタッフには息の長い戦力になってほしいから、とにかく健康でいてほしい。そして、明日もがんばるぞ!と思える人間関係を築いてほしい。
医療安全担当の部長は、食後、しみじみとこんな言葉を贈りました。

院長も、最近感動したエピソードを一つ披露。
在院時しょっちゅうお叱りの言葉をくれるご家族がいたが、患者さんが死亡退院した年の夏に「病院の夏祭りに参加したかった」と便りが届いた。「家族だけでも参加していいだろうか」という問い合わせが、総泉病院への評価のように思えて本当にうれしかった…。

総泉病院に入院する患者さんは、重複する慢性疾患や難病を抱え、重症の場合も多いので、完治して退院する人は少ないかもしれません。だからこそ、患者さんやご家族に「最後は総泉病院でよかった」と思っていただくことが職員のやりがいにつながれば幸いです。職員が職場でたくさんのやりがいを見つけられるよう、総泉病院はサポートしていきます!

この日の食事会は、そんな熱い言葉で締められました。

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